2022年です。この年はバルダーズゲート、ウォーハンマー、スターターと膨大な数の構築済みデッキが発売しました。前半後半で分けても10個以上あります。
特にスターターはウィザーズの本気を感じますよね。
それではどうぞ!

まずは神河:輝ける世界から2種です。
準備を整えろ/Buckle Up
デッキカラーは白青(アゾリウス)
メイン統率者は《天才操縦士、コトリ/Kotori, Pilot Prodigy》
テーマは機体

《天才操縦士、コトリ/Kotori, Pilot Prodigy》   (1)(白)(青)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) 操縦士(Pilot)
あなたがコントロールしているすべての機体(Vehicle)は搭乗2を持つ。
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているアーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは絆魂と警戒を持つ。2/4
僕は神河が一番好きな次元なんですが、その中でも一番好きな巨大ロボット(機体)をテーマにしたデッキです。欲しかったけどあっという間に売り切れて入手できなかった記憶・・・
解き放たれた強化/Upgrades Unleashed
デッキカラーは赤緑(グルール)
メイン統率者は《折れ刃のちし郎/Chishiro, the Shattered Blade》
テーマは改善

《折れ刃のちし郎/Chishiro, the Shattered Blade》  (2)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 蛇(Snake) 侍(Samurai)
オーラ(Aura)や装備品(Equipment)のうち1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、威迫を持つ赤の2/2のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしていて改善されている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。(装備品やあなたがコントロールしているオーラがついているかカウンターが置かれているクリーチャーは改善されている。)4/4
もう片方は新規メカニズムの改善からです。

次はニューカペナの街角から5種です。
壮麗な斡旋屋一家/Bedecked Brokers
デッキカラーは緑白青(バント)
メイン統率者は《粉砕者、ペリー/Perrie, the Pulverizer》
テーマは盾カウンター

《粉砕者、ペリー/Perrie, the Pulverizer》(1)(緑)(白)(青)
伝説のクリーチャー — サイ(Rhino) 兵士(Soldier)
粉砕者、ペリーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それの上に盾(shield)カウンター1個を置く。(それがダメージを受けるか破壊されるなら、代わりにそれの上から盾カウンター1個を取り除く。)
粉砕者、ペリーが攻撃するたび、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはトランプルを得て+X/+Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしているすべてのパーマネントの中のカウンターの種類数に等しい。3/3
新規メカニズムの盾カウンターがテーマのデッキです。
カウンターの種類を問うカードがあります。
常夜会一家の活動/Obscura Operation
デッキカラーは白青黒(エスパー)
メイン統率者は《常夜会一家の目、カミーズ/Kamiz, Obscura Oculus》
テーマは謀議

《常夜会一家の目、カミーズ/Kamiz, Obscura Oculus》  (1)(白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — タコ(Octopus) ならず者(Rogue)
あなたが攻撃するたび、攻撃クリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。それは謀議する。その後、パワーがそれよりも小さい攻撃クリーチャー1体を選ぶ。ターン終了時まで、そのクリーチャーは二段攻撃を得る。(クリーチャーが謀議するなら、カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。これによりあなたが土地でないカード1枚を捨てたなら、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)2/4
新規メカニズムの謀議テーマのデッキです。
カミーズはカードではセファリッドと書いてありますが、タコに変わったそうです。
タコなんだ・・・
貴顕廊一家の殺戮/Maestros Massacre
デッキカラーは青黒赤(グリクシス)
メイン統率者は《画家、アンヘロ/Anhelo, the Painter》
テーマは犠牲

《画家、アンヘロ/Anhelo, the Painter》 (青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 暗殺者(Assassin)
接死
あなたが各ターンで最初に唱えてインスタントやソーサリーである呪文は犠牲2を持つ。(あなたがその呪文を唱えるに際して、あなたはパワーが2以上であるクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、その呪文をコピーし、あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)1/3
新規メカニズムの犠牲をテーマにしています。
サブテーマとしてはインスタントソーサリーです。
土建組一家の猛威/Riveteers Rampage
デッキカラーは黒赤緑(ジャンド)
メイン統率者は《道具箱、ヘンジー・トーリ/Henzie “Toolbox” Torre》
テーマは奇襲

《道具箱、ヘンジー・トーリ/Henzie “Toolbox” Torre》  (黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — デビル(Devil) ならず者(Rogue)
マナ総量が4以上でありあなたが唱えるすべてのクリーチャー呪文は奇襲を持つ。奇襲コストはそれのマナ・コストに等しい。(あなたはその呪文を奇襲コストで唱えることを選んでもよい。そうしたなら、それは速攻と「このクリーチャーが死亡したとき、カード1枚を引く。」を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。)
あなたが支払うすべての奇襲コストは、このゲームであなたがあなたの統率者を統率領域から唱えた回数1回につき(1)減る。3/3
新規メカニズム奇襲をテーマにしています。
余談ですが、メイン統率者の英語カード名の”Toolbox”の様に記号がつくのはかなり珍しいです。
舞台座一家の喧騒/Cabaretti Cacophony
デッキカラーは赤緑白(ナヤ)
メイン統率者は《殺戮の歌姫、キット・カント/Kitt Kanto, Mayhem Diva》
テーマは団結

《殺戮の歌姫、キット・カント/Kitt Kanto, Mayhem Diva》(1)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) バード(Bard) ドルイド(Druid)
殺戮の歌姫、キット・カントが戦場に出たとき、緑白の1/1の市民(Citizen)クリーチャー・トークン1体を生成する。
各プレイヤーのターンの戦闘の開始時に、あなたはあなたがコントロールしていてアンタップ状態であるクリーチャー2体をタップしてもよい。そうしたとき、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受けトランプルを得る。そのクリーチャーを使嗾する。3/3
団結がテーマのデッキです。
※団結とは・・・他のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたびに誘発する誘発型能力
なお、メイン統率者の殺戮の歌姫ですが、誤訳っぽいです。
おそらく騒乱の歌姫が適切かと。殺戮の歌姫は怖すぎるっぴ!

2022年前半の記事ラストはバルダーズ・ゲートの戦いからです。
パーティーの時間/Party Time
デッキカラーは白黒(オルゾフ)
メイン統率者は《ナリア・デアルニス/Nalia de’Arnise》
テーマはパーティ

《ナリア・デアルニス/Nalia de’Arnise》(1)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上からウィザード(Wizard)やクレリック(Cleric)や戦士(Warrior)やならず者(Rogue)である呪文を唱えてもよい。
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのパーティーが全員そろっている場合、あなたがコントロールしている各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置き、ターン終了時まで、それらのクリーチャーは接死を得る。3/3
ウィザード、クレリック、戦士、ならず者のパーティをかき集めてパーティーゲームしましょう
精神剥ぎ/Mind Flayarrrs
デッキカラーは青黒(ディミーア)
メイン統率者は《ンガスロッド船長/Captain N’ghathrod》
テーマはホラー

《ンガスロッド船長/Captain N’ghathrod》 (3)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — ホラー(Horror) 海賊(Pirate)
あなたがコントロールしているすべてのホラー(Horror)は威迫を持つ。
あなたがコントロールしているホラー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはその点数に等しい枚数のカードを切削する。
あなたの終了ステップの開始時に、このターンに対戦相手のライブラリーからその墓地に置かれてそこにありアーティファクトやクリーチャーであるカード1枚を対象とする。それをあなたのコントロール下で戦場に出す。3/6
珍しい、ホラーをテーマにしたデッキです。
ンから始まるカードなんて他にないですよね?MTGしりとりするときはお気をつけください。
ドラゴンの降下/Draconic Dissent
デッキカラーは黒赤(ラクドス)
メイン統率者は《狡猾な扇動者、フィルクラーグ/Firkraag, Cunning Instigator》
テーマは使嗾

《狡猾な扇動者、フィルクラーグ/Firkraag, Cunning Instigator》(3)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
あなたがコントロールしている1体以上のドラゴン(Dragon)が対戦相手1人を攻撃するたび、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それを使嗾する。
クリーチャー1体があなたの対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーがこの戦闘で攻撃しなければならなかった場合、あなたは狡猾な扇動者、フィルクラーグの上に+1/+1カウンター1個を置き、カード1枚を引く。3/3
これまた珍しいイゼットの使嗾テーマのデッキです。
大衆を扇動しましょう。
追放からの出口/Exit from Exile
デッキカラーは赤緑(グルール)
メイン統率者は《戦慄の狼の伝令官、ファルドーン/Faldorn, Dread Wolf Herald》
テーマは追放領域から呪文

《戦慄の狼の伝令官、ファルドーン/Faldorn, Dread Wolf Herald》 (1)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
あなたが追放領域から呪文を唱えたときと、土地1つが追放領域からあなたのコントロール下で戦場に出たとき、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークン1体を生成する。
(1),(T),カード1枚を捨てる:あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。このターン、あなたはそれをプレイしてもよい。3/3
いわゆる衝動ドローをテーマにしたデッキです。
おすすめ統率者
まずは圧倒的おすすめから、《道具箱、ヘンジー・トーリ/Henzie “Toolbox” Torre》です。

ヘンジーはマナ総量4以上のクリーチャー呪文が奇襲を持ちのです!
つまり、出たとき誘発や攻撃誘発が簡単に使えちゃいます。
さらに、奇襲コストも減らせるのでビッグサイズのクリーチャーも簡単に出せますし、ランプが得意な色なのも最高です。
マナ総量4以上のクリーチャーということで拡張性は抜群でかなりお勧めできます。
《芸人、ベイロス・バリテル/Baeloth Barrityl, Entertainer》もおすすめです。

《芸人、ベイロス・バリテル/Baeloth Barrityl, Entertainer》(4)(赤)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
対戦相手がコントロールしていて芸人、ベイロス・バリテルのパワーよりも小さいパワーを持つすべてのクリーチャーは使嗾される。(それらは各戦闘で、可能なら攻撃し、可能ならあなたでないプレイヤーを攻撃する。)
使嗾されて攻撃やブロックしているクリーチャー1体が死亡するたび、あなたは宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
背景選択(背景(Background)1つをあなたの2つ目の統率者とすることができる。)2/5
背景選択が可能な統率者です。
使嗾をしまくって場を荒らせて楽しいです。
背景というエンチャントを統率者に据えることが可能なのですが、個性を出せて楽しい!
全て単色なので赤が入る2色のデッキが作れます。
その中でもおすすめは

《貴族生まれ/Noble Heritage》(1)(白)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーが戦場に出たときとあなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールしているクリーチャー1体の上に+1/+1カウンター2個を置いてもよい。そうした各対戦相手につきそれぞれ、次のあなたのターンまで、あなたはプロテクション(そのプレイヤー)を得る。」を持つ。(あなたはそのプレイヤーがコントロールしているあらゆるものに、対象にはされず、ダメージは受けず、エンチャントされない。)
デッキとしては赤白(ボロス)になります。
ベイロスと対戦相手を育ててさらにその対戦相手からプロテクション!
選んだ人と一緒に他人を蹴落とす貴族生まれっぽい嫌なプレイで楽しめます。

《巨人育ち/Raised by Giants》(5)(緑)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは基本のパワーとタフネスが10/10になり、他のタイプに加えて巨人(Giant)である。
デッキとしては赤緑(グルール)になります。
こっちはもっと単純です。豪快な巨人になって場を全部使嗾!!!
《パーティーの隊長、ブラコス/Burakos, Party Leader》もおすすめです。

《パーティーの隊長、ブラコス/Burakos, Party Leader》 (3)(黒)
伝説のクリーチャー — オーク(Orc)
パーティーの隊長、ブラコスはウィザード(Wizard)とクレリック(Cleric)と戦士(Warrior)とならず者(Rogue)でもある。
パーティーの隊長、ブラコスが攻撃するたび、防御プレイヤーはX点のライフを失い、あなたは宝物(Treasure)トークンX個を生成する。Xは、あなたのパーティーを構成しているクリーチャーの数に等しい。
背景選択(背景(Background)1つをあなたの2つ目の統率者とすることができる。)2/4
除去を食らうと立ち直りが難しいのですが、パーティメンバーを集めて強くなるってフレーバーが心躍りすぎるのでおすすめしました。
背景選択持ちなのですきなパーティメンバーを入れれますよ
おすすめ背景は

《民衆英雄/Folk Hero》 (1)(白)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「あなたがこのクリーチャーと共通のクリーチャー・タイプを持つ呪文を唱えるたび、カード1枚を引く。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。」を持つ。
デッキカラーは白黒(オルゾフ)になります。
ブラコスはウィザードでもクレリックでも戦士でもならず者でありますので、パーティメンバー全員に反応する鉄板背景です。
白はクレリックの選択肢が多くていいですね。

《ギルドの職人/Guild Artisan》  (1)(赤)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーがプレイヤー1人を攻撃するたび、そのプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいない場合、あなたは宝物(Treasure)トークン2つを生成する。」を持つ。(それらは「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つアーティファクトである。)
デッキカラーは黒赤(ラクドス)になります。
ブラコスの下の能力を生かすならこちらでしょうか。
パーティーをメインにするのではなくて宝物をメインにする感じです。
赤は戦士やウィザードの選択肢が多いでしょう。
いかがでしたか?
背景選択が好きなので実質おすすめ5選になっちゃいました。
組み合わせが膨大なのでほかにもおすすめできるんですが、あまりにも長くなるので少しだけ!
この記事を参考にして統率者デッキ組んでみてくださいね!
  
  
  
  

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